2008バーゼルフェア新作

2008年のバーゼルワールドが4月3日から始まります。

つい先日バーゼルが終わったかの感がありますが月日がたつのは本当に早いですね。

さて今年もケンテックスはバーゼルに出展します。

今年のKENTEXの新作をこのブログを見ている方に一足早く紹介しましょう。

これまでスカイマンやランドマンシリーズの新作が次々と出る中でマリンマンだけが新モデルが出てきませんでした。

それはダイバーウォッチの開発は負荷も高くそう簡単には開発できない難しさがあったからです。

次に出す時は30気圧以上の本格ダイバーにしたかったしデザイン的にもなかなかイメージがまとまりませんでした。

昨年からいろいろと試行錯誤し何度もデザインを変えていたのですがようやく形をほぼ固めてその試作品を製作中です。

バーゼル直前ですが初めての完成サンプルがようやく上がります。

ここではそのスケッチを紹介します。

概要を説明するとケンテックス初となる300m本格潜水防水仕様となります。

プロダイバーの使用を想定した潜水用ダイバーウォッチです。

ムーブメントは今のところ3針タイプクオーツか自動巻きかどちらかを考えています。

クオーツの場合10年BTの長寿命デイトつきを想定、自動巻きの場合は日本製の3針デイトつきとなります。

クロノグラフはクオーツとなります。

機械式ファンの要望の方が多ければ自動巻きとなりますのでみなさんの意見を待っています。

興味のある方どしどし私宛メールをください。

hashimoto@kentextime.com

300mの潜水防水なると加圧防水性だけでなく長時間の耐浸漬性や外圧に耐えられる耐圧性などの頑丈さが要求されます。

さらにはヘリウムガスの侵入を防ぐ高密度設計も要求されてきます。

またダイバーウォッチとして重要な機能は深い海中の暗いところでも確実に時間を計測できる視認性です。

そこでこの時計にもクラフツマンで採用したトリチウムガスカプセル発光システムを採用しました。

全くの暗闇でも確実に時間を読み取れる究極の視認性といえる安心設計です。

スーパー蓄光との併用で日常生活の使用でも使いやすい時計となっています。

もちろん逆回転防止ベゼルつきで分計測の目盛りつき、強固なねじロックりゅうずです。

デザイン的には当初ベーシックなアイデアから始まりましたが次第に変化し最終的にはモダンなハイテクイメージのデザインにしました。

本格プロ仕様でベーシックなデザインは日本の時計メーカーほか各社から出ています。

なので、KENTEXはこだわりを随所に入れた独自性のあるデザインを目指しました。

本格潜水仕様ながらもちろん日常使用でも魅力のある時計にしたいと考えています。

ケース径は43ミリと大ぶりで圧倒する迫力と存在感のある時計になります。

バンドは22ミリのステンレスと黒の強化樹脂のコンビとなるメタルバンドとオプションとして

ウレタンベルトも用意します。

生産は秋以降になる予定です。

まだ生産には入らないので仕様の変更は今のところフリーです。

このダイバーズウォッチに興味のある時計ファンの方、どんなご意見でも歓迎します。

質問やこんな時計にしてもらいたいという希望、コメントをどしどしお待ちしています。

hashimoto@kentextime.com まで気軽にどうぞ、ご意見を待ってます。

4月2日追記)

サンプルが上がりました。

バーゼルフェアに先駆けこの場で一部紹介します。

仕様は最終決定ではありません。