待望のマリンマン3がついに登場です!
これまでマリンマンシリーズの新製品がなかなか出て来ませんでした。
が、それには分けがありました。
それは次にマリンマンを開発するときは本格的な300m潜水防水が出来なければやらないという私なりのこだわりがあったからです。
本格ダイバーモデルというのはデザインも含めて本質的に製造の負荷がかかり新製品の開発期間も長くなりがちです。
その結果これまでファンの方からの次のマリンマンの期待の声がありながらも長い間新製品は出せませんでした。
ここにきてやっと300m潜水防水の開発のめどが立ち、テスト結果も満足できるレベルになったので満を持して発売することにしました。
12月発売に向けて現在生産に入っていますがその概要をこのブログを見られた方に一足早くし紹介します。
防水仕様はJIS1種で規定する空気潜水防水で水深300m以上の耐圧性能をクリアーします。
もちろん安心して潜れます。
これまでの20気圧防水構造とは違う新構造をとっています。
一般構造では潜水後の浮上時にガラスが外れる事故が起こることがありますがこの構造ではガラス外れのない構造を採用しています。
ケースはSUS316Lステンレスでベルトはステンと黒の強化樹脂の駒を取り入れデザイン的にも斬新です。
43ミリの大ぶりケースと重厚感が周囲を圧倒する大迫力!です。
ただしビッグサイズであっても腕へのフィット性はもちろん考慮しています。
裏ブタには軽くて丈夫、しかも腐食にも強くアレルギー性のないチタンを採用することで同時に少しでも軽量化を図りました。
ダイバーだから重くてよいとい発想ではありません。
デザインはご覧のとおりこれまでのケンテックスの殻を打ち破ったかのような思い切った斬新でシャープなモデルとなっています。
回転ベゼルには6箇所の星型の加飾ピンを打ち込み、大きめなアラビア文字の内側に60分割の分刻みが入っています。
ベゼル外周には黒IPをかけた大き目のラチェットが入りベゼルの回転がスムースに出来ます。
そしてやはりこのモデルのデザインポイントはケース3時側のラウンドされたリュウズガイドにあると思います。
この特徴的なリュウズガイドが一見してケンテックスのマリンマン スーパーダイブであることを見る人に印象付けるはずです。
さらに文字板と針にクラフツマンで採用した技術のトリチウムガス発光システムを採用、いつ何時でも時刻が分かる究極の視認性ははずしていません。
文字板の型打ちによる彫りの深いパターンもケース、バンドを含めた全体のバランスのなかによくマッチしたデザインとなっています。
ムーブは信頼できる日本製の自動巻きを搭載します。
これだけのスペックでありながらかなりコストパフォーマンスの高い価格設定にすることができるのは日本製のリーズナブルなムーブ価格によるものです。
スペックや性能的に判断すればスイスムーブ搭載した場合に比べかなり割安でお買い得モデルといえるでしょう。
発売は今のところ12月からを予定しています。
300本の限定品です、
ケースバックには001/300からの限定NOがつきます。
次回にこのモデルのさらなる詳細について紹介します。
乞うご期待!