新クラフツマンプロの使用実感
新クラフツマンプロ(ETA2824径大)を使い始めて半年以上が過ぎましたのでその感想を報告します。
結果は私自身驚いていますがほとんど傷がついていません。
これには私自身うれしい驚きです。
今回の新作はチタンの傷がつきやすいという弱点を補うためにHv2000という超硬質のIPコーティング加工をケースとバンドに初めて採用しました。
その効果がどんなものか興味がありましたがまさしく使って実感できるものでした。
ガラスもサファイアなのでこの時計はいまだに当初の新品の輝きが続いています。
もともと自分の好きなデザインですから使い出してからはもうこればかり愛用してます。
究極の実用時計を目指すコンセプトで開発スタートしましたが実際に使ってみて使いごこちはかなり高得点です。
これは半年以上毎日使いっぱなしでの結果です。
もし硬質コーティングをしていなかったら今頃はかなり傷だらけとなっていると思います。
時計ファンは時計を丁寧に使っている人が多いですが、好きな時計がいつまでもその美しさを保ってくれるのは時計好きにとっては絶対うれしいですね。
この時計は初めから実用時計の頂点を目指そうと鳴り物入りでいろいろな機能と性能を盛り込んでいますが実際に使ってみて有効だなと実感したのは私の場合この硬質コーティングとマイクロガス管です。
マイクロガス管はトリチウム自己発光ですからどんなに真っ暗な状態が長時間続いても時間がはっきりと読めます。
効果が特に実感できるのは映画館内や夜のタクシーそれと夜中に目が覚めた時です。
ずっと暗い状態が続く映画館内などは特にはっきりとその効果が現れます。
真っ暗な状態になるほどその光がかなり明るく見え周囲を照らすぐらいの明るさを感じます。
私はこの時計にかなり高い得点を出します。
デザインと機能を総合的に高いレベルに持っていけた数少ない時計と思います。
以上簡単な報告でした。
追記)
写真が見たいというご意見がありましたのでここに入れました。
よくみれば多少の小傷はあるのですが30cm程度の距離からはほとんど新品の感じです。
2010年12月3日撮影