エスパイ アクティブ新製品紹介

ESPYシリーズはKentexのフラッグシップモデルとして位置づけているシリーズでケンテックスの頂点としての時計作りを目指しています。
もちろんムーブにもこだわりすべてのムーブは28800振動のハイビートムーブ搭載を基本としています。

デザイン的にはクラシックをベースに長く愛着をもって使える飽きのこない美しいデザインをコンセプトにしています。

そのなかでもエスパイアクティブはスポーツ感を取り入れたデザインを採用しています。

2012年春に発表したエスパイアクティブE546M-1(ブルーべゼル)と-2(ローズゴールドべゼル)は国産初のマルチファンクションムーブというめずらしさもあって大変な好評をいただきましたがわずか各88個の限定品のためほぼ完売の状態となってしまいました。

Kentexファンの方にとっては残念な思いをしている方もいらっしゃると思います。

そこでこのシリーズの第二弾を企画しましたが今回は長く愛着の持てるデザインをベースに定番的な色あいを意識してモデルづくりをしました。

ここであらためてこのモデルのスぺックを振り返りたいと思います(以前の説明と一部かぶります)

肝心な心臓部であるムーブはハイビート高性能のマルチファンクションムーブを搭載しています。
28800ビートでパワーリザーブ表示つき、カレンダー、24時間表示、月、曜日がついたマルチ表示、26石の新開発高級モデル用新ムーブです。

エスパイのコンセプトである”一生もの”の時計を開発することに重点を置いています。

本格高性能ムーブをベースに飽きの来ない美しいデザインを目指すことは先のE573Mエスパイと同じコンセプトですがこのE546Mはさらに高機能を付加したスポーツモデルを意識したデザインとなっています。
ケースデザインはこれまでのエスパイのDNAを引き継ぎながらもラグとリュウズガードの部分にスポーティさを加え落ち着きのある洗練された新しい顔になっています。

ケースサイズはラグジュアリー感を出して一回り大きい41ミリでケース横9時側にはKENTEXのロゴが彫刻されています。

SUS316Lを採用したサティンとミラー仕上げの落ち着いた高級仕上げとなっています。


風防には無反射コーティングされた両面カーブのサファイアクリスタルを採用、キズがつかずいつまでもクリアーな透明感があるので初期の文字板の美しさを長く維持することができます。



もちろんケースバックは機械式時計ファンにとって楽しみの一つである高級ムーブを眺められるスケルトン仕様となっています。
自動巻きムーブのローターは前作の波をイメージした日本の紋様をデザイン。
ブルーのND貼りの技術を使いムーブの美しさを強調したKentexらしいこだわりの裏スケルトン仕様となっています。
なかなかここまでローターにこだわるメーカーは少ないと思いますのでかなり希少価値のあるムーブです。



E546M-3は88個の限定品となっています。
ピンクゴールドベゼルに同系色のダイアルで中央部が放射状のギョーシェ彫り、外周とインダイアル部がサークル状のうずめ模様を採用。
インデックスは12,3,6,9時の4箇所がローマアプライ、8箇所は三角カットのバーインデックスを採用して適度なアクセントとシャープさを演出しています。
ピンクゴールド派の人にお勧めです。




E546M-4はオールステンのケースに人気のブラックダイアルを組み合わせたモデルですがいい時計を長く大切に持ち続けたいという派の人にお勧めできる定番中の定番ともいえるモデルです。
色のついた時計は結局どこかで飽きが来ることがあるかもしれませんが白と黒の組み合わせはもともとベーシックなだけにその可能性は小さくなると思います。
やはりそれが永遠の定番となるのでしょう。




E546M-5はトップブラックのケースに薄いシャンペンダイアルが心地よいバランスでとても品よくまとまっていると思います。
このダイアル色はS社のG.Sと似た色あいでとても高級感のある雰囲気、仕上がりとなっています。


今回のモデルで3番は先のモデルの5列ベルトをそのまま採用していますが4番と5番は新しいデザインの5列(3列風)のベルトを採用しています。
両方とも半駒がついていますのでより長さの調整がしやすいように配慮されています。

バックルは両サイドプシュの三つ折れタイプです。


日本製で文字板とケースバックに”Made In Japan”のマークが入ります。



有名ブランドでなくても「いい時計を長く持ちたい」という時計ファンには私が自信を持ってお勧めできる時計です。


ケンテックスの高級シリーズであるエスパイのラインアップを充実させ”機械式のいい時計”といえるものをさらに増やしたいと考えています。

これからもご支援をよろしくお願いします。