新製品エスパイアクティブの紹介

すでに時計誌腕時計王でデビューしたのでもうご存知の方も多いと思いますが国産自動巻き搭載のフラッグシップモデル、エスパイシリーズ第二弾の発売がもうすぐです。

ハイビート高級ムーブのマルチファンクションムーブを搭載したモデルは他社に先駆けてKentex が初となります。28800ビートでパワーリザーブ表示つき、カレンダー、24時間表示、月、曜日がついたマルチ表示、26石の新開発高級モデル用新ムーブです。

まずはエスパイのコンセプトである”一生もの”の時計を開発することに重点を置きました。

本格高性能ムーブをベースに飽きの来ない美しいデザインであることは先のE573Mエスパイと同じですがこのE546Mはさらに高機能を追求したスポーツモデルを意識したデザインとなっています。

ケースデザインはこれまでのエスパイのドレッシーなDNAを引き継ぎながらもラグとリュウズガードの部分にスポーティさを加えた落ち着きのある洗練された新しい顔になっています。

ケースサイズもラグジュアリー感を出して一回り大きい41ミリです。

SUS316Lを採用したサティンとミラー仕上げの落ち着いた高級仕上げとなっています。

ケース横9時側にはKENTEXのロゴが彫刻されています。

風防には無反射コーティングされた両面カーブのサファイアクリスタルを採用、キズがつかずいつまでも初期の美しさをキープすることが出来ます。

もちろん裏もきれいなムーブを見せるスケルトン仕様となっています。

自動巻きムーブのローターは前作の波をイメージした日本の紋様をデザイン。ブルーのND貼りの技術を使いムーブの美しさを強調することに成功、こだわりの裏スケルトン仕様となっています。

ダイアルは中央部が放射状のギョーシェ彫り、外周とインダイアル部がサークル状のうずめ模様を採用。インデックスは12,3,6,9時の4箇所がローマアプライ、8箇所は三角カットのバーインデックスを採用して適度なアクセントとシャープさを演出しました。

E546M-01はトップブルーのケースにシルバーダイアル、−2はトップローズゴールドのケースにコニャックブラウンダイアルの組み合わせです。

ベルトはー01がサティントミラーの落ち着いた仕上げの5列のデザインを採用、バックルは両サイドプシュ方式の三つオレタイプ。

−02はダークブラウンの天然の本ワニ革を採用した本格高級ベルト仕様となっています。

日本製として文字板とケースバックに”Made In Japan”のマークが入ります。

このムーブは高価でもあり入手期間も長くなり困難なので両モデルとも88個の限定生産となります。

これでケンテックスの高級シリーズであるエスパイのラインアップが揃ってきました。

いい時計が欲しいという時計ファンには私が自身を持ってお勧めする時計です。

今のところ次回の計画は未決定でおそらく2年後以降となるかもしれませんので貴重なモデルになると思います。