2019 新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。
今年は亥年、そして平成最後の年となります。

私が子供の頃は母も含めてまだ明治生まれの方も珍しくなかったのでその頃よく「明治は遠くなりにけり」という言葉を耳にした記憶があります。

その元号も大正、昭和、平成と移り今年新しい元号が始まります。

5月に新天皇が即位される1か月前の4月に新元号が発表されるそうですが何という元号になるのか日本人は興味津々ですね。

昭和の最後(1989)に生まれた人でもなんと今年30歳です。
そのうち「昭和も遠くなりにけり」とうたわれる時代が来るのかもしれませんね。


さて今年はどんな年になるのか。

過去の亥年を振り返ると

1995(平成7)年は、急激な円高が起こり一時1ドル80円割れを記録、阪神淡路大震災も起こりました。

前回の2007(平成19)年にはアメリカのサブプライムローン問題が表面化し翌年に100年に一度の世界金融危機と言われたリーマン・ショック(2008)に繋がりました。


今、世界にはいろいろな不安材料があります。

米中の貿易関税問題,中国の減速、米景気後退の予兆、3月には英国のEU離脱

アメリカをはじめとする各国政治のポピュリズム化。

世界経済は怪しげな雰囲気が漂ってきました。

2019年はどうやら世界の景気後退局面に入りそうです。
国内では10月に消費税率が10%へ引き上げられることになっています。

厳しくなりそうなこの年を迎えて皆さん、公私共に気を引き締めていきましょう。


さて一昨年暮れから始めたブログ「私の履歴書」も第13回を数えました。

月一レベルのスローなペースですが私の生い立ちから始まりようやく香港で起業する段階までたどり着きました。

子供の頃からの自分の人生を振り返りながら書き出すといろんな思い出がよみがえってきます。

あれもこれも書き出すときりがないのでその中から強く自分の印象に残っているものがこの文章として書き残されています。

当時を思い出すとその頃ともに時を過ごした人たちに無性に会いたいと思う気持ちになることがあります。

しかしずいぶん時が経ってしまいどうにも手掛かりをつかめず連絡を取ることもできない人が多いのが現実です。

誰でも人は皆それぞれの人生がありいつまでも同じところにとどまっている人は少ないですから。
100人いれば100のドラマが生まれます。

ここまで私の個人的なドラマにお付き合いいただいた方にあらためてお礼申し上げます。

これから後半の私の脱サラ人生を続けて記していきたいと思います。

七転び八起きという言葉もありますがいろんな障害にぶつかりなかなか思うようにならないのが人生ですがそれでも苦もあれば楽があるのが人生です。

どんなことがあったか一つ一つ思い起こしながらまた書いていきます。

今しばらくお付き合いいただければ光栄です。


またこの履歴書が一段落したらそのあとは
生意気ですが人の生き方や考え方などについて多少なりとも長い人生を経験した人間として自分の視点で書いていければと考えています。

世に名著と言われる本や名言は多々あります。

自分が読み砕いたものをベースに、そこに自らの経験に基づく私の視点と解釈を加えながら“人生をどう生きるべきか“について若い人向けに少しでも参考になるようなことを書いていければいいなと考えています。

これは同時に“人の生き方“についての自分自身の考えを整理、まとめるいい機会でもあると思っています。

最後になりましたが新しい年が皆様にとって良い年でありますよう心からお祈り申し上げます。