イタリアの印象。石造りの街と細道。

イタリアの三都市を駆け足で廻った印象はまさに石の世界だった

   

イタリアといえばカラフルなファッションの世界をついイメージするが現実の街の世界はむしろ石造りの古い建物や細い石畳の裏通りである。そこには思ったより古く地味な世界がある。

特にフィレンツエの街はちょっと裏通りに入ると中世の石畳がそのまま残っていて風情はあるがでこぼこで歩きにくいことこの上ない。

その細い道をバイクや車が騒々しく突っ走っていく。この街にはCITYやミニクーペのような小型車がよく似合う。

古い建造物がいつまでも残っていることはある意味社会が変わりにくいところがあるのだろうが、それでもイタリアの人たちは昔から伝わる文化や伝統を守りながらも新しいものをうまく取り入れているように思える。

街を歩いているとまさにイタリア人の芸術性のすごさをいたるところに感じる。

イタリアのカラフルな色使いはいつ頃から始まったのだろうか。街行く人たちはまさにファッション誌の世界そのものだった。

颯爽と着こなしたファッションモデルばりの人が普通にその辺を歩いているところがいかにもイタリアらしい。